舌痛症の予防治療

舌痛症とは読んで通りに舌に痛みが出る病気です。特に舌の表面に異常が見られないにもかかわらず、先や縁にひりひりするいたむや焼けるような痛みが継続するのが特徴です。

中年以降の女性に多く明確な原因はわかっていないのが現状ですが、ホルモンバランスの変化や神経の失調・精神的な要因も指摘されています。

このように舌痛症は明確な原因が特定されていないので、予防治療も根治的なアプローチはありません。日常生活に支障が無いレベルに痛みを緩和する対症療法が中心になります。現在では科学的にエビデンスをもって有用性が確認されているのは「認知行動療法」があります。

そのほかには抗けいれん薬の局所口腔内投与や、内服療法なども試みられています。

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